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28件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1992-02-27 第123回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号

昨年十一月のNATO首脳会議では、前方防衛戦略柔軟反応戦略を修正した新戦略コンセプトが採択されておりますが、これは中・東欧諸国の深刻な経済、社会及び政治問題や、旧ソ連の改革に伴うリスクと不確実性湾岸戦争に見られるNATO域外からのリスク等を前提としたものでございます。  

高島有終

1990-04-18 第118回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号

事実、NATOはもはや東欧脅威とはみなさず、あり得る脅威というのは直接的にはソ連であるということで、これまでの柔軟反応戦略を改定し、戦術核などを中心とする正面配備戦力を削減、撤廃し、むしろアメリカ本土からのALCM、空中発射巡航ミサイル、あるいは大西洋からのSLCM、海上発射巡航ミサイル、あるいは米本土からの戦略爆撃機による対ソ攻撃へと、NATO防衛戦略を変更させようとする動きが出てきているわけでございます

伊藤憲一

1990-04-18 第118回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号

柔軟反応戦略というふうに西側でその戦略を呼んでいます。こういった論理的あるいは対称的という言葉が使えるような軍事的な対峙関係アジアにはありません。アジア局地紛争は必ずその終局段階において核の使用への衝動を招きましたし、また論理的な対立、対称的な兵器の蓄積ではなしに一方的な兵器の投入、パワープロジェクションであり、あるいは局地紛争という形で推移しました。  

前田哲男

1990-04-13 第118回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号

米国といたしましても、このような国際情勢の新たな展開の中にあっても均衡抑止というものをはっきり米国安全保障政策の中核に据えていく、そのような形で米国及び同盟国の利益を守っていきたいということを申し述べているわけでございまして、太平洋地域との関連におきましても、米国は従来からの基本戦略であります前方展開戦略、あるいは柔軟反応戦略抑止戦略といったものを引き続き維持していくことを明らかにしております。

内田勝久

1989-10-16 第116回国会 衆議院 予算委員会 第4号

NATOでは今日に至るまで柔軟反応戦略の是非やアメリカの核の傘のクレジビリティーの問題、最近ではINFなどさまざまな問題をめぐってさまざまな戦略論議が行われてきましたが、そのすべてはソ連の優勢な通常兵力にいかに対処するかとの問題に端を発していたと申せましょう。  欧州における通常兵力均衡が達成されるとして、それ以後の課題はいかにしてその均衡を維持するかということでありましょう。

倉成正

1988-03-31 第112回国会 衆議院 本会議 第12号

ところが、総理アメリカ戦略思想は、今や全面核抑止戦略から柔軟反応戦略に切りかえられ、より小単位の、より小回りのきく、より機動性のある、より高度のハイテクを備えた、そういう新しい戦力の整備が追求されることになりました。しかも、それと見合って、我が国軍事的役割分担に対するアメリカ要求は、ますます強化されてきているのであります。

高沢寅男

1987-12-15 第111回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 閉会後第1号

三、NATOにとり柔軟反応戦略は不可欠であり、その維持のために通常核両面において必要な防衛努力を継続する。今後、NATO諸国INF後の西欧安全保障につきいかなる対応を行っていくかについては、西側の一員としての我が国にとっても関心の高いところであります。  最後に、我が国安全保障INF条約について御説明したいと思います。  

遠藤實

1987-12-15 第111回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 閉会後第1号

これについては、従来からNATOの中で非常に長い議論が行われておりますが、十一日に行われたNATO外相理事会の後で採択されました理事会のコミュニケの部分では、今回のINF条約を歓迎する、右条約同盟全体の団結と決意の成果であり、また安全保障にかかわる西欧同盟要求を完全に満たし、同盟の重要かつ長年の目標を達成するものであると評価しつつ、かつこれがNATO柔軟反応戦略と整合しているという点を指摘し

森本敏

1986-10-08 第107回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号

志苫裕君 私、きょうはSDI、戦略防衛構想そのものについて今ちょっと細かく論議をするつもりはないんですが、そうすると、今まで私、国防報告はできるだけ読ませてもらうようにしておるんですが、ことし「戦力概念の再評価――一九九〇年代以降の国防政策の柱」というものを特別に項を起こして、今までのことはずっと、すなわち核抑止拡大抑止エスカレーション制御戦略安定、攻撃支配柔軟反応対反乱、限定戦争エスカレーション

志苫裕

1985-04-10 第102回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会安全保障問題小委員会 第1号

現在の状況はと言われますと、私もちょっと知りませんが、私が幹部学校の教官をしておるころ、これはもう十年か十五年前だと思いますが、その当時は外国の核戦略といえば、例えば大量破壊報復攻撃戦略から確証破壊戦略、あるいは柔軟反応戦略というような戦略があるよというぐらいのことを教えたという程度のものでございます。現在はどうだと言われますと、ちょっと私も詳しく知りません。

竹田五郎

1985-02-06 第102回国会 衆議院 予算委員会 第5号

四日に、おととい発表されました八六年度のアメリカ国防報告でも、C3Ⅰ、指揮、管制、通信、情報システムについては戦略核戦力の節の冒頭に挙げまして、柔軟反応戦略上欠くべからざるものということで、その重要性を昨年にも増して強調をしておるわけです。毎年毎年の国防報告でこれを強調をしております。総理はこれは御存じでしょうね。

松本善明

1984-04-25 第101回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第4号

その結果、西側が核を使えばソ連も核を使うということでエスカレーションの理論が発展しまして、そこで精緻な柔軟反応戦略というものができたわけでございます。ところが、日本周辺におきましては、私はかつて日本に対する通常兵力侵攻を核をもって守るという戦略があったという話は聞いておりませんのです。

岡崎久彦

1984-04-06 第101回国会 参議院 外務委員会 第4号

ただ、これは先生御存じのとおり、過去二十年間にわたりまして柔軟反応戦略というものがアメリカ核戦略基本になっております。これは通常戦力の戦闘から始まりまして戦術核戦域核、それから最後には戦略核に至る、各種の段階において戦争抑止するという形になっております。ただ問題は、一九七〇年代の後半ごろからソ連がSS20という非常に精度のいい戦域核というものを配備いたしました。

岡崎久彦

1982-03-16 第96回国会 参議院 予算委員会 第9号

レーガン新聞編集委員その他と懇談したときに話したというふうに伝えられておりますいわゆる世上限定核戦略というふうに言われているわけでございますが、ただその中でもレーガンは、限定核戦略というものはやはりその抑止力というものを頭に置いているということがございますし、それから、一たん核の交戦が行われた場合の惨禍ということはレーガンさん自身も認めておりますので、これはあくまでもそのアメリカの核についての柔軟反応戦略

淺尾新一郎

1982-02-19 第96回国会 衆議院 予算委員会 第13号

そうすると、いまの日米の会談を受けて、じゃそこら辺のところは全く具体的な話はない、こういうことなんでしょうか、あるいは、そこはもう従来の答弁をやめて、戦術核から戦略核に至るあらゆる段階を、いわゆるNATO柔軟反応戦略NATO戦略というのは、通常兵器の侵略に対して通常兵器で対抗して、支え切れなくなったら戦術核を使っていく、戦略核に至る幾つかの段階でどのようにでも対応していくというのがNATOの大体

横路孝弘

1981-05-29 第94回国会 衆議院 外務委員会内閣委員会安全保障特別委員会連合審査会 第1号

それが発端でございまして、その後いろいろ変遷がございまして、いまはいわゆる確証破壊戦略というものと、その下につながります柔軟反応戦略、その中には通常兵力から戦域核すべてを含む兵力のバランスがあるわけでございますけれども、その結果によって世界の平和が保たれてきた。

岡崎久彦

1980-10-21 第93回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第2号

岡崎政府委員 アメリカ戦略というものはずっと経緯がございまして、ダレスの大量破壊からマクナマラ柔軟反応戦略、それにまたマクナマラがつくりました確証破壊戦略、その後にあるいはカウンターフォースであるとかターゲッティングであるとか、現在はカウンターベーリング、つまり相殺戦略というところまで来ているのでございますが、これはある意味では戦略論、大きな流れを反映している面もあるのでございますけれども、ある

岡崎久彦

1977-03-28 第80回国会 参議院 予算委員会 第7号

たとえばわれわれの調べたところによりますと、アメリカの軍の用語辞典の中でフレキシブルレスポンス柔軟反応というふうな表現がございまして、これに対しては、状況に即し、かつ適合した行動をもって、どのような敵の脅威あるいは攻撃に対しても効果的な反応をする軍隊の能力というふうな定義を下しておるわけでございまして、これはまあ米軍としては慣用的な表現になっておる次第でございます。

山崎敏夫

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